〜赤ちゃんからお年寄りまで、魂が輝く「しあわせ村」をみんなで創ろう!〜
汐見稔幸 今日のイベントの趣旨はよくわからないままで来た。決まっていない。というのは一人ひとり、受け止めるモノが違うからだ。君たちはどう生きるかが話題になっているが、それも受け止める人で違うと思う。なので、聞いた人が判断してもらうといい。最後まで聞けばわかってくるのではないか。
糸を紡ぐ衣の世界
株式会社やつは代表取締役 滝沢泰平
一人出始めたが、いまは50人。水田が1万5000坪、畑も1万坪。すべて無肥料である。効率からみれば大変だが、皆でやると楽しい。それがコミュニティにもなっている。また、コットン栽培もしていて、藍染の藍も100%作っている。そして、家づくりも始めている。佐藤うさぶろうさんという方が、タイのチェンマイでUSAATOをやっている。彼は30年前からチェンマイの村人を集めて、木先染めをしている。私もその手伝いで展示会とかをしている。
ミネラルが救う!こどもたちの心
食学ミネラルアドバイザー國光美佳
島根の前島由美先生とは、手をとりあってミネラルなのと、子どもに試してもらって、それから変わった。いま、オーガニック給食を変えようと。泉大津市での教育研究会でミネラルと心の関係の話をさせてもらった。
それではなぜ、ミネラルが大事で心とつながっていくのか。まず、ミネラルは五大栄養素の一つである。
神経伝達物質が作られないとセロトニン不足によって不安になったり、ドーパミンが過剰だと多動とか騒いだりする。そして、栄養学の専門書でもミネラルの重要性は指摘されているし、医学の方でもわかってきた。
先程、話したのは偏食の子どもで、剣が自分に突き刺さるようにイライラしていたのだが、ニボシや昆布の出汁をカップラーメンに入れた。すると、3日目にはこれまでずっと泣き続けていたのが10分で泣き止むようになった。そして、脳からの指令が良くなったので笑顔にもなった。この子どもとの出会いで心が元気になるキーワードであることがわかった。
現代の食はほとんどミネラルが入っていない。その理由はいくつかあるが、一つが水煮加工されていることである。何度も水で煮込んでいるので、例えば、カリウムでは、生のごぼうでは320㎎/100gが入っているものが水煮食品ではわずか8㎎しか入っていない。また、ミネラルを摂取しても食品添加物はそのミネラル吸収を阻害する。また、肉は針を指して柔らかくしている。こよりにしたティッシュで裂けるくらいである。そして、出汁もろくに入っていない。油や砂糖も精製しすぎている。
では、こうした食事がほとんどの中でいったい何を食べたらいいのだろうか。まず、雑穀、ニボシ、昆布、トビウオの粉末をかけたり混ぜたりすることである。ある保育園でこの料理を1ヶ月続けたところ、いま4年目だが、子どもが切れにくくなったり、風邪をひきにくくなってきた。
リンちゃんは化学物質過敏症で、親はオーガニックにしてきたのだが、どうしても駄目で、ミネラルを入れたらよくなった。つまり、ミネラルが探していた最後のピース。代謝がよくなるので、ミネラルを入れると体温もあがる。
ということで、ミネラル補給の第3ステップとして、①調味料(味噌、醤油、塩、砂糖、酢)をおき変え、②体内の炎症を起こす化学物質を引き算し、ミネラルやビタミンが豊富な食材を足し算し、③心と身体が元気になることを提唱したい。ミネラル・オーガニックごはんで地球も元気になるのである。
子どもが育つ環境と食
家保研エデュカーレ ぐうたら村 汐見稔幸
さて、地球温暖化を含めて、これだけ危ない中で、何を子どもたちのために何をしたらいいのか。まず、教師たちが、保育士そのものが持続可能な生き方を学び直すことだろう。ということで、村長をしている。
もともと僕は人間学をやっていたのだが、いま、子どもが本当に生きるのが大変である。1990年頃に沖縄でシンポジウムをやった。琉球大学の先生が「アレルギー体質の子どもが、復帰前はゼロだったのに、日本復帰後に本土並になっている」と指摘した。アレルギーが文明病であることがよくわかった。赤ちゃんのアトピーも文明と戦わないと抵抗できないのではないか。実は、厚労省が出している文章でも「アレルギーは50年前にほとんどありませんでした。現在では3人に1人がアレルギーをもっているといわれ、欧米や我が国などの先進国で非常に大きな問題となっており、工業化、近代化とアレルギーは密接に関係があるようです」と。
そして、コンビニの残飯を豚のエサにしたら死んでしまったと。ひとつだけであれば安全でも少しずつそれが重なったときの影響は誰も調べていない。誰も克服できない。そして、アレルギーは、「1歳未満、乳児で最も多く発症する」。
そこで、今、僕も50歳を過ぎてから花粉症になっている。
菌とふれあうことで練習することで大きくなっても免疫が正常に働く。けれども、清潔にしすぎていると、それが働かない。いま、子どももあるくときに膝にパットを付けたり、つり革を消毒したり。すると、菌が体に入ってこない。練習をしていない中で、花粉が入ってくると過剰に働いてしまう。過剰免疫がアレルギーである。これは厚労省も認めている。それが原因ではないかと。
そして、いま出てきたのが腸内細菌である。腸内細菌との共生がうまくいかないことでわかってきた。
そして、大腸の中にも人の遺伝子そのものよりも多い。つまり、人は多様な生き物と共生している。小腸には1000億、大腸には100兆個もいる。それから大腸から脳に神経が行っていることもわかってきた。大腸からいろんな情報が脳に言っている。なぜ、大腸にそういう機能があるのかというと、生物が進化するときに、食べ物を食べてエネルギーにして、いらないものを出す。消化器官にとって毒が入るとまずい。だから、自分を守るための判断はまず腸にできる。食べたものが有効か、害であるかは腸が判断していると。
そして、皮膚にも口の中にも菌がいることがわかってきた。先程、菌ちゃん先生が言われたように、菌が大事である。アルコール消毒はいけないと。また、人の寿命も腸内細菌のバランスで決まることが仮説だがわかってきた。メタボや二類糖尿病も腸内細菌だとわかってきた。この腸内細菌がどうなるかは、5歳、6歳で来まってしまう。そこで、健康な人の腸内細菌を移植するといいことがわかってきた。ただ、大腸内の細菌は嫌気性菌なので難しい。
菌は、赤ちゃんの中にはいない。ヨーロッパとアジアの風土は違う。そこで、ヨーロッパの人は昆布やわかめが分解できない。食べ物が栄養になるかどうかも腸内細菌が重要になってきている。
対象としたのはフィンランドの10カ所の保育園。3〜5歳の子ども75人である。この10園のおうち介入群の4園では砂利を敷いた菜園に森の土や芝生、草を敷き詰め、1年生植物のプランターや子どもがよじ登って遊べるブロック状の泥炭を用意した。それ以外の6園は対象群とし、3園は「自然志向園」として定期的に近隣の森に連れていく活動を行い、残りの3園はほとんど自然がない通常どおりの保育を行った。
研究から28日目で介入園の園児の皮膚では菌の種類が多いこと、バランスがいいこと。また、ガンマプロテオバクテリアの多様性が高いことがわかってきた。ガンマプロテオバクテリアには医学的に重要な細菌が含まれる。人間は20万年も自然の中で過ごしてきたので、ある種の細菌のバランスがいいと。そして、この園児の腸内細菌叢は、毎日森に出かけていた「自然志向の園」の園児の腸内細菌叢に似ていることもわかった。逆に、通常の保育園の園児では皮膚の細菌の多様性が全般的に低下していた。
サイトカインやT細胞の過剰な免疫反応がアレルギーだが、IO、IL-17A、トランスフォーミング増殖因子-βI、制御性T細胞の割合と皮膚の細菌叢の多様性の関係も調べて見ると、多様性を持つ子どもは、免疫機能を改善させることがわかった。制御性T細胞は過剰な免疫反応を抑制するが、園児ではこの割合が高い。また、TGF-βIには抗炎症作用があるのだが、これも高い。そして、自己免疫疾患の発症で中心的な役割を果たすIL-17Aのレベルは低下していた。化学肥料や農薬を使ったものは土壌の菌のバランスが崩れている。こうしたものを食べると腸内細菌が減りバランスが悪くなる。だから、どろんこ遊びをさせることが大事である。食べ物に注意をしながら自然性を取り戻すことが大事だと思っている。
8世代先の子どもたちのためにわたしたちができること
株式会社ギフテット前島由美 古民家ゆめの森こども園
まず、全部がひとつにつながっているという話を10分の動画で紹介したい。香川県の女性が作ってくれた[動画上映]。
食が中心になると不登校等が救われると。古民家といっても新築である。その周りでは自然栽培で農業をしたり動物を飼っている。微生物ファームということで菌ちゃん。奇跡のりんごの木村式自然栽培も取り入れている。すべて無駄なく循環している。
今は、微生物で育てた綿花で産着を作りたい。出雲は「綿井戸」というほど綿花が作られていた。子どもたちの現状だが、発達障害児が激増している。2013年からは、アスペルガー症候群、ADHD、自閉症、学習障害等は、虹色に変化して、重なるところもあるので自閉症スペクトラムと呼ばれている。
そして、人の視線が気になったり、見たものに振り回されて多動になったり、肌にふれるのを嫌がったり、感覚過敏により行動が乱暴になったり、衝動的に行動してしまう。ただ、右脳が優位なので独特な思考回路を持っていると豊かな発想、職人芸、壮大な世界観、好きなことへのずば抜けた集中力を見せたりする。
黒い紙をカッターで切る切り絵。世界的なギタリストで演奏ができるようになった子どももいる。
そして、いま、精神の疾患がある。自死の70%が向精神薬を服用している。リスパダールでも自殺が出ている。
けれども、こうした子どもが健全化した。食の見直しと体験で元気に成長している。
食の取り組みから見えてきたことから、全国の給食に提案しているのが完全米飯、ミネラルふりかけ、そして、発酵食。
次に自然栽培での農福連携。オーガニック給食との連携で「障がい者」と呼ばれる人々を納税者にすることが起こっている。自然栽培が広がることで、国民が健康になり、医療費も削減される。福祉と医療に使われる税金が減り、財政が逆転する。
行政、企業、民間がひとつになれればいいとなって、共同代表で寄付金を使って無料開催でやっていきたいと思っている。新しい時代の広げ方を。行政も企業も人も優しさでつながり、どこまでもジャッジせず、みんなで手をつないでいきたい。
泉大津市長、松川町町長、北杜市の産業課長、前島由美のパネルディスカッション
前島由美 北杜市町が来れないので浅川さんが代りに。あれもこれもできない中で、まずは瑞穂の国ということで米から。そして、加工でも素晴らしいことが見つかったので、ここからアクションが起こせないかと思っている。いま、次々と自治体の首長がオーガニック給食に向けて立ち上がっているのだが、この地元の八ヶ岳は山梨県なのだが、長野県の松川町から北沢町長も来ておられている。そこで、まず、最初に北杜市の浅川裕介さんと北沢から、すべてがつながっている中でどこから手を付けているのかを紹介してもらいたいと思う。
有機農業は、特別栽培で二人三脚でやっていたので、このうち、増えた月2回、年4トンを10割農薬削減で導入している。コメについてはJAS認証がなかなか取れないので。
前島由美 素晴らしいですね。では、泉大津市長の南出さん。
さて、泉大津は大阪のへそ。市内から電車で20分、関空からも20分。人口37,000人がベイエリアに住んでいる。ただ、農地面積は3%しかない。
さて、私はボクシングをやっていた。そして、減量が厳しいことで、食に関心を持ち、マルハニチロに入社した。そして、世界の食料事情に気がついた。加えて、実家が米屋だと。そして、市会議員から市長になったのだが、食料問題がまずいことになっていると。農山村の首長さんと語ると、このままでは日本農業が持たないと。ということは、おそらく、農山村側は自分たちの分は供給ができても、人口が多い都市部に送るだけの供給量がなくなるだろうと。そこで、安定的な確保の構想で農山村側に「給食を作ってくれませんか」とお願いをする。それも、特別栽培かできれば有機で。この共存共栄が必要だというということで、いま、お願いして、承諾をいただけたところから購入して、それを金芽米で加工をしている。
このベースでやっているのだが、まだ給食費は保護者負担なのだが、米と味噌については市の予算を入れている。これによって中学校では50円、60円分経費が浮く。そこで、これからますます食費は高騰すると思うのだが、よりよりものを扱ってもらう。つまり、給食の中身の構造改革をやっている。健康を意識しながら川下から川上をつなぐと。都市部は農山村がないと生きていけない。それのことを忘れているとの反省でもある。いま、都市部は水にしても、農山村からいいところしか取っていない。いただく以上は、モノの関係づくりが大事だと。
ということで、日本の自給率は下がる一方だが、泉大津の市民は何があっても食べていける。市民の健康を守ると。ただ、目指すところは日本を守ることをしたい。また、それ以外でもいま、8割の方が扁平足とか足の土台が壊れているので、ちゃんとした姿勢ができる体づくりをしている。
前島由美 トップダウンでの取り組みということだが、私は小さな自治体から本当ことをやっているところが横に手をつないで情報交換をすることだと思っている。そうした自治体に人気が集まって、最終的には大きな自治体が動く。それが集まるといいと思っている。また、本当のことをやって続けている企業がこうしたコミュニティを応援してくれるようになってきている。ということで、これから、先にどのようなことを見通しているのか。こういう思いであることを聞かせてもらいたい。
浅川裕介 一職員レベルではなかなか言えないところもあるのだが、先程も話があった腸内フローラとの関係だが、北杜市は戦後の酪農地帯であるために動物の排泄物が多い。化学肥料を使うとこれが余る。今、日本では粗飼料の自給率が76%、農耕飼料では12%しかないのだが、そこで、稲わらを活用している。有機農業よりはまずは循環ということを昨年から始めている。これによって、動的平衡が保てる。
また、チトセというバイオベンチャーと腸内フローラを活用することで、医療費を圧縮することをやっている。また、検討段階だが、いまそうしたことをしているところである。
なお、公務外のプライベートでは、自分は土日百姓をしていて、有機農家なのだが、目黒区と体験学習のプログラムをしている。いま、1日の交流でしかないので、これを学校給食菜園にしたい。同僚の有機農家が目黒区と連携しているので、また、それは、お金がないとできないので、農産物を紙幣と交換して経済の循環をやっていきたい。本当は目黒区のトップとつながれると一気に進むのだが、まずは、プライベートで進めたいと思っている。
北沢秀公 松川町は自治体では珍しく、「清流苑」という直営の温泉宿があり、そこの支配人を12年やっていたのだが、お料理を出すのだが、どうしても、修行をしてくるために懐石料理になってしまうのだが、地元食材を使いたいと。そこで、有機農業の話がでてきて、個人として昨年は九州にも言って菌ちゃん先生のところも訪ねて「こういうやり方があるのだ」と実感して、また、九州でもしっかり取り組んでいる自治体(綾町、臼杵市、佐伯市)があることがわかった。さて、いま、金芽米の話を聞いたが、いままでのコメの感覚と違う。そこで、なんとか取り入れたい。
また、うちの小中学校は給食センターではなく、温かい食事を届けたいと学校ごとに給食室があるのだが、ご飯だけは外注である。いいところが洗われてしまうので、まずは、それを解決したいと思っている。
あと中学校は、外部に委託調理しているが、再来年には自己調理にこれを変える。
それと根本では、泉大津市健康づくり推進条例をこの4月から施行している。まず、健康情報、リテラシーを条文化した。2が医食同源。3が健康状態の見える化である。抗酸化等は簡単にチェックできるし、腸内環境。ビタミン・ミネラルも可視化する。4番目は、医療にかかりにいくまでに、現代医学だけでなく伝統医学を含めた選択主義にしたい。いまは、エビデンスばかりがいわれるが、そうでなく食べ物から健康になると。そうした事実を浮き彫りにしながら、笑いながらハッピーになれるようにしたい。
ただ泉大津市だけではとうていできない。都市部でも自然があってこそできる。そこで、農山村とブリッジをつなげて共生できるモデルができればと思っている。
前島由美 ただただ感動していると。こうしたことを知ることによって、アイデアができると思っている。JAと話をしていても「いまのままでは駄目だ」というところもあって、自然循環をしたり、菌ちゃん農法やEMで持続可能な農業ができると。「考えていきたい」という自治体やJAもあるわけで、分離せずに手をつないでいけると思っている。
今日は、あっという間に時間が経ったのだが、今回だけに終わらせないで、本気の自治体に集まっていただいて、シェアをしていただいて。南出市長が「オセロだ」と言われたが、オセロは四隅を押さえれば一気に変わるので、そうした、優しい気持ちで広げていきたいと思っている。
生命が輝く!エンディングビレッジ構想
統合医療SDMクリニック院長川嶋朗
そこで、2018年に名前を付けたのだが、エンディング・ビレッジ。直訳のほろびゆく村ではない。することがある、やりたいことがある、やれることがある、の3つを基本に、良い意味での死ぬ覚悟を持った人たちが自給自足の共同生活をしながら最後に看取り合う場所である。サービスや緩和医療の場ではなく、まだ元気なうちから入村して、自給自足で生活をして、その後に、自由が利かなくなっても助け合い、最後は看取り合う。この三鳥は補完代替え医療も含む。この教育を担当するので統合医療講座が必要である。
これまでは、死は敗北で100%の延命ばかりが考えられてきたのだが、そうではなく、生師として助け合う。どう生きがいを持って死んでいくか。いま、行政や政治が無法地帯になっているので、医療制度は、全部国が認可していない。マッサージ、気功等誰がやっても法に触れない。現在では経済的な安全性もない。正しい人間を育てていくことが必要である。神奈川歯科大学でこれだけのカリキュラムを教えている。滝沢泰平さんと話をしたら「やってみない」と。ということで、北杜市で実現するかもしれない。もともとこの北杜市で誕生したので、協力は惜しまない。
農業をやりながら歌って18年。今日の話は「すべてがつながっていいんだな」ということだと思います。そこで、子どもたちの未来へエールということで。「名も知らぬ花のように」を唄います。
3.11の日に生まれた子どもたち。病院が真っ暗に停電し、津波の音の中で生まれて、記録するものがないので足にペンでお母さんの名を書いて。それでも命は生まれてくる。なんて命は強いんだ。ここに答えがあると思っています。
それでも人は殺し合っている。広島の平和音楽祭、第1回目で美空ひばりさんが歌われた「一本の鉛筆」を唄います。
いま歌って20年を超えて。20周年で作ったアルバム。コロナ禍の中でできたものです。人は分断しちゃいけない。宗教が違う。食が違う。色彩が違う。それが認めあえる。オンザ・ボーダーの上に作りたい。坂本龍一も加藤登紀子とそんなテーマでコンサートを1970年代にやっていました。それをタイトルにした一曲です。「オンザ・ボーダー」を唄います。
すべてをつなげていく太鼓の響き。良かったですね。是非、GOCOOと一緒に唄いたいですね。ここに来ている人は大丈夫だけれども、まだ目を閉じている人にどう伝えていくか。音楽とか、歌とか、美味しいとか。それが一番、届くのかなと。私は鴨川自然王国で野菜とコメを作っているんですけれども。美味しいと思っているのですけれども。でも、ミミズがいっぱい出るから、まだ土が腐っているのかなと。モグラも出るんですよ。まだまだですねうちの農園も。でも、土とともに生きていく幸せを感じています。そして、古民家の再生もやっていて、いま、茅葺きを外したので、それもまた良い土になると。宿をやろうかなと。皆さん遊びにきてください。
さて、昨日は吉岡敏朗監督の映画「つ・む・ぐ 織人は風の道をゆく」があったそうですが、テーマソング。「あいをよる おもいをつむぐ」を唄います。どうもありがとうございました。エンディング・ビレッジも里山につくりたいと本当に今日思いました。
汐見稔幸 最初に今日のテーマはなにか。最後まで参加すればわかるということだったのだが、自分の「いのち」が現れた体験をされたのではないか。つまり「いのち」からすべてを考え直していこうと。赤ちゃんからエンディング・ビレッジまで。「いのち」が喜ぶものはなにかということから、私たちの生活から文化まで、全部を見直す集会だったのではないか。こうした営みがあちらこちらで広がっていくと日本社会もまだ捨てたものではない。そう思える集会だったのではないか。これは、前島さんが計画し、泰平さんが調整してくれた。
滝沢泰平 私はあまり話さなかったのが、太鼓が長引いたのではない。予定どおりです。さて、汐見先生がすぐ近くにいて、八ヶ岳の大先輩。僕は10年ちょっとで、まだ、始まったばかりなので。そして、子どもの教育から医療、もちろん、農業、暮らし全般。何かこのなかでの活動に興味があればつながっていただければと思う。なによりも前島さん。今回、「やろう」と。で、「でも、出雲ですよね」と。ということで、現地での開催のサポートをさせてもらった。いろんな方の協力があって司会の荻原綾子さんもすばらしかった。そして、皆さんが来てくれて成り立った。これまで御縁がなかった先生とも縁ができて、素晴らしいつながりの日となりました。
前島由美 本当にありがとうございました。言葉はいらないかなと。出雲からイメージをお伝えしているのだが、皆さんから応援していただいて素晴らしい会となった。血縁を超えて地球人として皆がひとつの家族になれればいいなと思っている。そんなビジョンが見えたなと。GoCooさんの太鼓、Yaeさんの歌。魂が響いて。八ヶ岳からは泰平さんが手伝ってくれて、沖縄県も愛知県も盛り上がっていて、宇宙も神様も皆つながって。縁結びの出雲大社の麓で感動的な改善事例が出てきたことは、決して偶然ではなく、魂レベルで地球に降りてきた子どもたちのため。そこでご縁がつながれば。想像もできない世界があっという間に広まって。北杜市の浅川さん。今日は、行政から企業から、そして、ライブのズーム配信はなかったのだが、録画が撮れていると思うので、編集してフェイスブックなどで報告させていただきたいと思っている。
【画像】
各講師の画像はこのサイトより
雜賀慶二社長の画像はこのサイトより
南大津市の公園の画像はこのサイトより
編集後記
長野県松川町の北沢町長がオーガニック給食のイベントに参加されるというので、お盆中とはいえ東京から小淵沢まで日帰りをしてきた。
500人は入るアルソア女神の森の大ホールとなっている会場がほぼ満席である。主催者によれば400人はいたという。そして、圧倒的に女性が多い。子ども連れの家族もいる。山梨県以外から来られた人が多いとは思うのだが、このあたりにも柄谷行人がいう「D」の発動を感じたりした。
それはさておき、編集子にとっても非常にインスパイアされたし、やはり現場に足を運ばないと見えないものがある。なお、講演で一番、参加者から熱狂的な支持を得たのは、金ちゃん先生こと吉田俊道さんの「地球は菌ちゃんたちの完璧な世界」と題するレクチャーであり、「私は皆さんのように魂のレベルは高くなく低いのだが。農業は戦いではない。どれも役割がある」から始め、モグラやミミズを例に例えた話術はまさに天才的といってもよい。最後にYaeさんが「でも、ミミズがいっぱい出るから、まだ土が腐っているのかなと。モグラも出るんですよ。まだまだですねうちの農園も」といっているのはその意味もある。ただ、編集子的には目新しい情報がなかったので、あえてここでは掲載しなかった。
ここで記載された内容は多岐にわたる。食と農と医、すなわち、「いのち」を軸にした地域再生ということはわかるのだが、まず食の全体がおかれた状況についての大前提となる基礎地域がないと何が語られているのかが、わからない。ということで、アカデミックなコンセンサスということでは、総合地球環境学研究所の佐藤洋一郎名誉教授と立命館大学の南直人教授の食をとりまくざっくりとしたまとめを参考にしていただけるとありがたい。
それどころか、いわゆる有機系のハイレベルの農学博士等が参加する勉強会はほとんど同じ顔ぶれで20人もいない程度でしかない。という意味で、素晴らしいとは思うのだが、社会変革は◯◯農法で一気にできるとか、△△保証制度を導入すれば一気に有機給食が広がるといった簡単なものではないが、例えば、南大津市の南出賢一市長の講演、この4分ビデオ。是非、ご覧頂きたい。
地味ではあるが、有機給食の実現には、こうした南大津市長の取り組みの方が重要だし、現実的だと思っている。こうしたものが、東洋医学の養生ではないがあとでじわじわと効いてくるのではないか。是非、条例とともに学んでいただきたいと思っている。
なお、最後になるが、本稿は、2023年8月13日(日)10時~16時にかけて、山梨県の北杜市のアルソア女神の森においてグランド・マザーの主催によってなされた「八ヶ岳♡地球フェスティバル 新しい時代の村づくり」の講演会を聴きながらメモしたものである。ということで、録音はしていないし、正確さは欠く。あくまでも、会場での聞き取りメモを再整理させていただいたものとしてご理解いただきたい。また、こうしたカタチで情報を発信すること、講師写真を掲載することを承諾された主催者にこの場を借りてお礼を申し上げたい。






