岡崎衆史と申します。まず、農民連会長から挨拶をします。
挨拶
長谷川敏郎 外部の方もいると思うので、農民連についてお話ししたい。農民連はナショナル・センターとして31 年前に結成された。小規模家族農業向けの農政を提唱し、ネオニコやグリホサートについての情報を発信する分析センターも設置して、様々な情報を国民と共有してきた。コロナ禍の中で、工業型系農業、グローバル、新自由主義がゆきづまっている。また、気候危機から昨年の第24 回全国大会ではアグロエコロジーの推進委員会を設置した。
こうしたことを主要テーマに据えてきたが、こうした中で、生産者米価の暴落についても、コメ危機として運動をしてきている。これは小規模家族農業10 年とも重なる。コロナ禍でコメが過剰な中で、77 万t のミニマム・アクセスは一切見直そうとしない、そして、生活ができない困窮している人々にも食料を提供しないという大きく[国民のニーズから]外れた政治に対して、食料支援制度の創設、米価暴落によって離農が出ないようにがんばってきた。
さて、『現代農業』の2022 年2 月号からは新連載「ここが変だよ、日本の有機農業」が始まり、西尾道徳先生が「本来の有機農業」と「もうひとつの有機農業」の2 つの有機農業があるとしている。後者が流通のための認証としての有機農業だと紹介している。本来の有機農業は2006 年の[有機農業推進法]で具体化されたのだが、それに先んじたものが2000 年からスタートした流通としての有機農業である。
農民連は1997 年に「有機農業宣言」を発表し、2000 年には表示問題についても発表している。それが、アグロエコロジーであり、こうした中で大きく学ぶべきだとしている。以上で私の挨拶としたい。
久保田裕子先生の紹介
岡崎衆史 有機農業研究会の理事、家族農林業プラットフォームジャパンの常務理事で、大変にお世話になっている。有機農業運動に取り組んでこられたが、参加型認証にも非常に詳しい。
有機農業を推進するツールとしてのPGS
まず、有機JASの基準そのものは、有機農家にとって、厳しいものではなく、日有研はさらに厳しくした「プラスアップ基準」をつくっているほどなのだが、検査認証制度の認証取得が厳しい。そこで、もっとおおらかに有機農業をやりたい。もっと簡素で経費がかからない認証の仕掛けはないか。地元の学校給食に使いたいがそれ以外の保護者の方に「これは有機だ」というお墨付きがほしい。あるいは、地元の有機野菜を直売所で有機だと保証するマークがほしい。こうしたことをやっていきたいという声があっても、関係者が有機に関心がない。知らない消費者が多いのが有機農業が伸びない理由である。そこで、地域の中で有機農業への支持者を増やすうえでPGS という手法があるのではないか。また、地域の環境を守るうえでも有効ではないか。
さらに、有機農業の推進政策をいま農水省が展開しており、「有機の里づくり」や「拠点づくり」、そして、「オーガニック・ビレッジ宣言」も話題になっているのだが、この中でPGS が進められないかと思っている。
さて、初めて、「PGS」について耳にされる方もいるかもしれないが、まず、IFOAM の有機保証システムとしてのPGS がどのようなものなのかをおさらいして、次に、日本でも事例や、それをやろうとしているところもあるので、国内での取組み、そして、日本では、どのような表示ができるのかを考えていきたい。
IFOAM は1980 年代に基準づくりを推進した
(注) 国際農村医学会は、1961 年7月13 日フランス・トゥール市で創設、 1975 年、若月俊一が事務総長に選出され、以後2000 年まで事務局が佐久総合病院に置かれた。
IFOAM は2000 年代からCSAとアグロエコロジーでPGS も組み込み
しかし、2000 年から中南米のアグロエコロジー運動が力を出したり、欧米でも小規模なCSA、つまり、日本の提携と同じ小規模な自律的な活動がIFAOM の中にも入って合流するようなカタチで、第三者認証ではない、小規模な農民にも手が届くようなものをIFAOMとしても推進したいとなった。そして、それをPGS としたい、となってきた。つまり、IFOAM では、まず、基礎基準があって国際的な標準があって、そして、第三者認証のマークを持っているのだが、それと同じで2 つが並ぶように出てきたのがPGS である。そして、PGS のマークを付けることができると。そこで、これを広めるために活動しているのがIFOAM であると。
要するに、品質保証、ギャランティの仕組みだが、家族農業、地域に焦点をあわせ、ローカル・マーケット、とくに農家がやっていることを保証する仕組みである。
IFOAM はこれを「地域に焦点をあてた品質保証システムで、信頼、社会的なネットワークで、知識の交換・交流の基盤の上に参加型で認める」と定義している。つまり、地産地消であったりするものを有機で保証しようと。そのためには、第三者認証とは違って、利害関係者が皆が参加すると。現場を見たり質問したりして有機の基準でやっていることを確認・検証すると。なお、有機JASは検査員がいくのでコンサルティングは禁止されている。そして、助言・指導はできないが、PGS はベテランの人が新規の人に対しても助言ができることが大きなメリットになると。そして、信頼、社会的なネットワークになると。
有機農業は多様性があるのであって、必ずしも第三者認証でなくてもいいと。目的は同じだが、アプローチが違っていいのではないか。そして、重要なことは、これが、有機農業の理念から発している。つまり、有機の理念から生まれた制度であると。
第三者認証と違って信頼に基づくアプローチである。そして、その信頼は何によってできるのかというと透明性、公開性。身分的なヒエラルキーではない。そこで、草の根の組織で公平な組織で皆が参加して自律性も持つことができる。
PGS の6つの要素
そして、また、PGS の特徴としては、民主的なプロセスで関係者がルールを作るのだが、日本にはJAS 制度がある以上、これよりもさらに厳しいものを作らざるを得ない。そして、草の根の組織で小規模家族農家にふさわしい。また、文書管理のシステムや手続きを定めるのだが、これも有機JAS 認証のように手間がかかるものではないと。そして、基準や規則を遵守する仕組みである。つまり、農家が基準や規則をよく知っていることが重要である。さらに、農家の宣言も行っている。また、有機であることを証明するラベルやシールを貼れる。日本の場合、これは有機JAS と関係してくるので後でまた説明する。そして、基準を遵守しない農家に対する規定を持つと。
地域経済の強化として着目されるPGS
地域の力、智恵、地域経済の発展を強める。つまり、単に有機認証を与えることを超えて、地域での活動の波及効果が得られると。単なる二者制度よりももっと幅広いものがあると。そして、世界に広がるということで、2004 年、2005 年あたりから、グローバルニュースやマップができ始める。これを見れば、どこでやっているかが一目瞭然である。
昨年の9 月にオンラインで有機農業の世界大会が開かれたが、77 カ国で235 の取り組みがあって、111 万人が認められていると。ブラジル、南米、南アフリカで主に実施されている。また、フランス、ドイツ。そして、インド。インドもやっている人が「民間の活動を真似して、政府もPGS のプログラムを作っている」と言っていた。そして、ブラジルでは、国が第三者認証のマークと並ぶカタチで同じマークで政府として取り組んでいる。これは、ブラジルでは、アグロエコロジー運動が活発だからである。
また、ニュージランドは国内向けと輸出で分けている。消費者との距離が遠いので、消費者参加にはなっていない。開発途上国だけでなく、フランス、イギリス、そして、ドイツがやっている。いずれも、日本と同じで第三者認証でないと流通できないので、やりずらい面がある。
とはいえ、世界的に広まっている。フランスでもAMAP(Association pour le maintiend'une agriculture paysanne)、アグロエコロジー運動が一体となっている。それがアグロエコロジーに馴染むと。ちなみにIFOAM では2000 年以降の「オーガニック3.0」の中でCASやPGS を入れている。
つまり、オーガニック1.0 の理念に立ち返って、オーガニック2.0 の第三者認証がなくなるわけではないが、多面的に進めていこうと。そして、2021 年9 月にはIFOAM の国際会議で、ブラジルのトレスでの2004 年からの30 年のPGS の歴史を振り返り、成果があったと宣言をしている。
日本にPGS を導入すること
国内の2 つの事例、岩手県雫石と関西有機農業グループ
2018 年12 月に資格を受けた。そして、店に有機マークを貼れるよりも「食育」が筆頭で、地域の保育園と味噌を作ったりしている。地域活動に地域の人が入ってきていると。そして、PGS は、畢竟、地域おこしの手法であるとしている。有機農業を核に環境を守ったり地域をにぎやかにしていくと。
「提携推奨PGS プログラム」でのオプションとしての有機確認
それは、規制の対象からはずれている。さらに、コーデックスも必ずしも第三者でなければいけないとはなっていない。もちろんJAS もそれなりに信頼できるので、輸出したり遠隔地では適した認証制度である。それ以外の地域で、国内市場に限定して認められる認証であればPGS でもありうる。もう少しおおらかにできるといいと。表示・情報提供が可能な表現の例としては、
・有機農業を行っています
・有機農業者です
・有機農業でつくっています
・有機朝市、有機農業コーナー
質疑応答・議論
岡崎衆史 ありがとうございました。
久保田裕子 3 回というのはオーガニック雫石だと思います。ただPGS は、必ずしもIFOAMから認められているのではなく、230 もの取組みがある中で、そのすべてがIFOAM で認められているわけではない。必ずしもIFOAM から認定をもらう必要はない。ただ、日本においてPGS でやっているのは、少ないので、まだ理解がされていない。そして、実績がないので、そのあたりは皆さんがPGS の事例、手法を使って確認する活動をされたらどうかと。
認証を取得するよりも有機のファンを作る方が先
栃木産直センター 内々での流通の場合は急いでPGS を取りに行く必要はないということでしょうか?。生産者さんと消費者さんとの交流を強めるものにはなりそうですが。
久保田裕子 IFOAM まで申請して取りに行く必要はない。
3 回挑戦したと言われたが、1 回だけである。いくつかの段階がある。まずIFOAM の正式メンバーになる。次に委員に対して必要なドキュメントを送る。それについて「ステークホルダーが何人か」とか「継続性とかはどうなのか」とか事細かく聞いてくる。それが正解であれば1回である。ただ、それがもらえるまで3 年かかったということである。そこは認識していただきたい。
そして、取得して4 年が経過したがファンがいない。そこで、有機に対するファンを増やす方が大事である。旅行業者、観光業者、アグリツーリズムをどうするか。それから、ゆっくり認証すればいい。有機のファンをいかにして増やすか。そして、それに地方自治体が絡んでくれるかというと絡んでくれない。「みどりの食料システム戦略」での「オーガニック・ビレッジ」に[町が]絡む可能性はほとんどない。そこで、PGS のグループが主体となって個別に有機のファンを増やすしかないと。これをやらない限り認証を取る必要もない。その前にやることがいっぱいあると。以上です。何かありますか。
久保田裕子 日本有機農業研究会がやろうとしていた提携PGS も地域の人たちがなんだろうと。そして、PGS をやりますからと。それで来てもらうと。小宮さんのお考えもそれに近いのかと。
小宮菱一 PGS で高く売れるのかとか。取った瞬間に何か特典があるのかと聞かれるが、IFAOM のメンバーとして総会に出られるので日本の意見を言うことができる。そういうことに興味があるのであれば、参加されたらいい。いまでも有機農業面積0.2%が信じられない。世界が有機に向かっている中でこれだけで先進国であるのにおいてきぼりになるのは。
だから、世界の情報を仕入れてばらまこうと。連合PGS でPGS を取りたい人といまズームで2 ヶ月に1 回、打ち合わせをしている。何をすればいいのかを議論している。やはり有機を広めるにはどうしたらいいのかと。千葉県の市川市、長野の長野市、愛知県の岐阜、そして、広島県が入っていると。そこでは、かなり、本音が出てくると。
貴志正幸 実際にPGS を利用する場合、日本では有機JAS が基準となるということで問題はないのでしょうか?。また、その有機の基準を生産農家がきちっと認識していないと始まらないと思いますが、それはどうやって保証しますか?。
久保田裕子 有機JAS の基準はどこがどうなっているのか。その活動の一環としてできるのではないか。
貴志正幸 農家が学習会とかやっていかないといけないということですね。ありがとうございました。
久保田裕子 みんなが水平性、ヒエラルキーがない。そして、権限が拡散するので一人ひとりが理解するからこそできると。オーガニック雫石も毎月学習会を開いている。農家も互いに見てみようと。それそものがPGS の保証につながると。
満川 貴志さんも実際に和歌山で地元小麦を給食に提供されたりしていると思うのでそこを話していただけますか。
貴志正幸 私自身が地域でも学校給食に届けるために有機栽培でやっているが、広げていく中で皆さんに同じ基準でやってもらうことが難しい。
久保田裕子 農業技術の関係もあるのかなと思うが、国のビジネス拠点づくりは農政局と農政から市町村や県を介さずに直に講師料が出ると。それで、学習会をやることが可能かなと。
國母克行 参加型認証PGS は、生産者、消費者等で作るグループ内で定める決まり事(認証ルール)とその団体の活動をIFOAM が認める認証(そこまで求めれば)と2段階あると思ってよいのでしょうか。
久保田裕子 IFOAM から認められることが条件だが、PGS の手法を使って多様なところが保証ができることが認定をできなくてもいいと。小宮さんは別の側面からそれを言われた。必ずしも必要ない。そして、まずは実績を作ってIFOAM の認定を受けることを考えれば2段階かなと。
アジア・モンスーンだから有機ができないという発想を脱却せよ
吉田太郎 質問ではなくて意見です。PGS について一番難しいのは、「対等な関係性」「自分たちが安全性を担保できる」というあたりかと思います。東京の偉い大学の先生や認証機関の方がお認めいただいたから安心だ、県の偉い普及員の先生が安全だと言っているからこの農薬は撒いてもいいという感覚がまだまだ強いと思います。
なお、長野県では数年前にオリンピックがらみでしょうが農林水産省がPGS を打ち出したことからPGS の勉強会を県として開催することができましたが、その後、PGS の予算要求が閣議決定で否決されたことから、農林水産省が認めないものを長野県だけが先走って独自に推進することはできない、というのが公式な見解になっています。日本はマインドの面でも地方分権化が進んでいないので、このあたりもネックかと思います。
久保田裕子 継続はしていない。先程、長野県で言われたとおり、農水省が環境支払いの確認をやりますと言ったときにPGS での確認は国際標準での環境支払いをしていきたいとしてPGS が2 年前に出た。私は当時の担当者にも言ったのだが、地域の草の根の活動で自律的な活動なので有機を保証するのでそれで支払いすることも可能なのだが、そこだけに助成金をつけるとPGS の発展は環境支払いの満たすためのものになってしまうと。また、有機JAS よりは簡便だが逆はありうるのかなと。つまり、地域の中でPGS の活動をしていて有機農業をやっていると。それを環境支払いの資料に使うとか。地域の中の活動を側面からヒエラルキーでなくヨコから文章をやっていくと。徳江さんどうですか。
徳江倫明 一昨年かな。私も農水省に対してPGS をするように随分と働きかけた。農水の担当者も海外の事例を調べていていたのだが、あまりにも出てきたのが唐突ではないかと。
久保田裕子 農水省の基本方針の審議会で「PGS を支援したらどうか」と提案したが、それがどうもひっくり返った。環境支払いの要件に入ったことは確かだが、有機JAS も支払いにする要件にしたので勇み足だったかなと。
徳江倫明 実体がないところでいきなり出てきたので農水省もどういうつもりだったのかな。不思議さがあった。当時の課長さんの名前は忘れてしまったが[情報屋注:及川]、確かかなり関心があった。
久保田裕子 とにかく、25%であると有機JAS だけだとやりきれない。PGS は多様なので。もちろん、民間が自律的にやっていくのが先なのだが、日本は往々にして行政主導になるので難しいですね。
岡崎衆史 小宮さんから挙手を頂いていますが、時間になりましたので、これで一旦締めにしたいと思います。
長谷川 みどりの食料戦略の意見交換会のときに「よくわからない発言をしている」と言われた長谷川です。繁殖和牛を2 頭買って里山を大事にしている。さて、有機農業のファンを増やすと同時に消費者でも有機が欲しい人が多い。それが農家が舵を切ること。消費者を巻き込んでいくことが運動だと思うのだけれども、そこが推進役になければならないと。柔軟にやれることがあったなと。
久保田裕子 みどりの戦略になるとどうかなと思いますが、それを凌駕する有機農業を作らないといけない。
久保田裕子 IFOAM は有機をすすめるので有機認証になっているが、理解しあう意味ではタマネギが難しいことを理解しながらやっていくのであれば重要かなと。農家がPGS で訪ねながら技術交流することも。とにかく手間がかかる。交流をするのは時間がかかるし余裕がない人も多い。
ふじわらあさこ 女性が加工とかやっていて様々なことができるんじゃないかと。新たな可能性を感じました。一緒に久保田先生と研究したいなと思いました。有機JAS はお金が必要で女性たちのネックなので。そこで付加価値を付けていかないと女性の経済的自律が難しいと思いました。相談として教えていただきたいとも思いました。
有機JAS との一番大きな違いは、とにかく興味のある人が農場でレビューをする。一番重要なのはいろんな人の目で見て話し合う。肥料をしてもいいし、土が団粒構造、ミミズがいるのかと自由な交換がある。私は有機農業でもなく電気通信の研究者だったが、まわりにレジェンでがいるので教えてくれる。そこで、非常に早く理解することができたと。そういう意味で非常に優れていると思う。農場と例会で意見の交換ができると。
菊池敏郎 長野県の農家はほとんどがJAS 認証を取っていない。販売先でどこで合意していくかが大事だ。消費者と話をしてこの時期はどうしても農薬を使わしてもらうとか。毎年同じ基準でないので、そのあたりも俺自信も勉強しながら生かしていきたい。
安田政教 京都から。これまで木酢を使ったりしてきたのだが、難しく特栽基準でやっている。若い人が、とりわけ、都会から就農のために京都に来られたかたは生き方にこだわっていると。そういう人は基本的に有機が共通テーマになっている。先ほどマルシェの話もあったが、こうした若い人たちのネットワークがどうなっているかに興味がある。ヨーロッパの流れを考えれば日本でも考えざるを得ない。そのあたりの情報や学習会があれば是非参加したい。
大澤稔 北海道でも有機農業をやっている人はたくさんいるが、消費者がそばにいない。200%の自給率があるが都府県に輸送している。消費者が遠いところにいると輸送量もかかるので収量もとらんと経営も続けられない。そこで、化学肥料や農薬もある。例えば、ジャガイモシストセンチュウで作れなくなる中で、それを退治するには薬注、殺虫剤をまかないと、なかなか有機だけでは至難の技ではないかと。北海道農業は収量もあげてコストも下げなければならないと。そうした中で、若い人たちが頑張っている。北海道斜里郡の小清水農民組合では堆肥を販売している。3〜5t。中標津から来たものを切り返しをして堆肥にして畑に入れることをやっている。地球に優しい、環境に優しいことで生産を上げる仕組みではないかなと。
岡崎衆史 では、時間がきましたので最後に久保田さんから一言を。
久保田裕子 地域に根ざした有機農業を広げる手立てとしてPGS をやっているところは少ないが、そういう手法かと思う。ありがとうございました。
編集後記
本稿は2022年1月16日(日)に、農民運動全国連合会がオンラインにおいて行った「農民連アグロエコロジー推進委員会第 3 回会合&オンライン公開学習会」での國學院大學の久保田裕子元教授の講演内容をまとめたものである。PGSだけあって、著名な有機農業関係者が講演の中でも多く登場するが、その全体の文脈をPGSを中心に理解することができるであろう。
【画像】
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